28歳になって

丸々2か月も放置してしまった。この2か月は仕事が死ぬほど忙しく、特に1月に入ってからの3週間は土日も休まず毎日出勤し、職場の椅子の上で寝ることも何度かあった。ようやく片付いてきたので、久々に日記を書く。この間、28歳になった。

誕生日を迎えての日記には、毎度々々「昨年歳をとったばかりなのに、もう1年が過ぎた。実感が湧かない。」というようなことを書いている。例によって今回もその思いしか浮かばない。28歳は、ずばり「アラサー」だ。あと1年もすれば、僕が生まれた時の父の年齢に重なる。僕はもう、親になる歳に立っているのだ。

12月中旬、友人Fの結婚式が行われた。福岡からHも駆けつけた。友人の結婚はやはりめでたい。Fは人生の新たな節目を迎え、新たなステージに立った。僕もいつかそのステージに追いつけるのか‥はわからないが、ともあれFには最大の激励を贈る。Fの親父さんは、ずっと前から病を患っていたらしく、結婚式の数日後に亡くなった。息子が門出を迎えるまでは死ねなかったんだろう。Fは幸せ者だ。

年末は30日に新幹線で九州へ帰った。北九州で、定期的に飲んでいるM、I君と合流して飲んだ。Mとは半年振り、I君は2年ぶり(2014.1.5の日記にも書いている)であった。Mは最近配置換えがあったらしく、苦手な上司から離れることができて楽しくやっているとのことだった。I君はバイク好きが高じて、バイク屋で働いている。自分の好きなことを職業に据えるのは難しいことだ。その選択のせいで人生を失敗しても、誰を責めることもできない。全て自己責任だ。しかしI君は実に仕事を楽しんでいるようであった。

31日は熊本市内で同期の2人と飲み、年が明け、帰熊しているAと元旦早々から近所を散歩した。ずっと昔、Aと一緒に登校した小・中学校への通学路だ。途中、見知らぬアパートが建ったりしていたが、見える風景は時が止まったように、ほとんどあの頃のままだ。中学校へ向かう途中に砂利道がある。砂利道を半分進んだところで、道を通せんぼするかのように1メートルほどのガードレールが置かれている。このガードレールは、向かって斜め横向きに無造作に置かれているのだが、あの頃と変わらないビミョウな角度でふんぞり返り、歩行者を邪魔していて、いい加減撤去されればいいのにと笑ってしまった。

2日は昼から某ホテルで高校の同窓会だった。卒業から10年が経ったらしい。僕が就職する直前、今から5年前にも同窓会が行われたが、その時に比べると参加者はかなり減っていたと思う。家族や子どもができれば、自ずとこういった会には参加しなくなるんだろう。僕とHは相変わらず二人で飲んでいた。そこへ、3年生の時に僕やHと同じクラスで仲良くしてくれたN君が現れた。この3人で集まって、各人の家で鍋をやったなあ、という話をした。このエピソードは、高校時代の日記にも3回書いていたと思う。高校生が放課後集まって鍋をする、なんて心温まる話だろうか。懐かしすぎて、書いている今も涙が出そうである・・。その後、2次会会場でしっぽりと飲み、Hと別れて同窓会を後にした。ここまでで済めば素晴らしい話だが、一人で入ったラーメン屋でコートを置き引きされ、家の鍵やiPodも盗られてしまうという悲惨な目に遭った。翌日朝、非常に暗い気持ちで新幹線に乗り、東京へ戻った。

それから3週間は仕事漬けだったが、一段落である。今は何か少し清々しい気持ちでいる。また旅に出よう。