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春のあけぼの

新年度が始まった。

3か月前、新年が始まるにあたっては特に日記を書いていなかったので、今回改めて書いておきたい。昨年度は自らを揺さぶるような体験が多々あって、「成長」と書くのは少し憚られるところだが精神的な面での大きなターニングポイントだった。その一点は失恋だろう。今さら書くまでもないが。自分の心に大きな爪痕(傷痕と書いていいものだろうか?)を残し、その痕が塞がることはなく、自分の宿命のようなものについて日々考えさせられている。もう一点は初めて海外を一人旅したことだ。言葉が通じず文化もまるで違う地に向かい、僅か1週間足らずではあったが一人で過ごしたことは、大きな刺激となったし自信も与えてくれた。

ただ、昨年のフランスに関しては、非常にいたたまれない出来事も起こった。帰国して1か月半ほどした11月13日に、パリ市内で同時多発テロが発生し、100名以上が亡くなった。テロの起こった場所を僕は訪れていないものの、90名近くが亡くなったバタクラン劇場を始めとして、現場の多くが僕が訪れたバスティーユ広場の近くであった。もしパリを訪れる日がもっと遅かったら、もし違う場所を訪れていたら、と考えると、九死に一生を得たと思える。生きるか死ぬかは紙一重なのだと痛感する。いずれにせよ、亡くなった方々には心からご冥福をお祈りする。

また、一昨年前に比べて本も多く読むことができた(多読する人に比べれば、自分はまだまだ全く読めていないが‥)。密度の高い1年だったと思う。

東京にいるのは恐らくあと1年だ。行きたい場所、やりたいこと、山のようにある。時間はあまり残っていない。何かの肥やしになると信じて、多くの事にチャレンジしていきたい。